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「ドコモのホームルーターのエリアは広い？」
「ドコモの5Gエリアってどれくらい？」
ホームルーターの契約は、電波の繋がりやすさや通信速度が気になりますよね。
ドコモのホームルーター「home 5G」でも、通信エリアをあらかじめ把握しておきたい人も多いでしょう。
ドコモのhome 5Gは、5Gと4Gの両エリアに対応しています。
エリア対応を確かめたい場合は、エリアマップから調べたい地点の対応状況を確認できますよ！
本記事では、ドコモのhome 5Gのエリアの確認方法について紹介します。
通信速度が遅い場合の対処法、契約キャンセルできる条件なども詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
ドコモのホームルーターのエリア確認方法
ここからは、ドコモのホームルーターのエリアの確認方法を紹介します。
エリアマップで確認する
ドコモは「サービスエリアマップ」を一般ユーザー向けに公開しています。
サービスエリアマップは、通信回線ごとのカバーエリアを地図上で確認できるため、ホームルーターの対応エリアを具体的に確認できます。
エリアマップは、周波数帯ごとの5G対応エリアと、4G LTE対応エリアを色で確認できます。
- 5Gエリア（28GHz）
- 5Gエリア（4.5GHz・3.7GHz）
- 5Gエリア（3.5GHz・3.4GHz・700MHz）
- 4G（LTE）エリア
5Gエリアは周波数帯で速度が異なります。
高速通信が可能なのは、28GHz・4.5GHz・3.7GHz帯の3つです。
3G回線は対応していないので注意
ドコモのhome 5Gは、3G回線に非対応です。
ドコモのホームルーターは、3G回線（FOMA）で通信できません。
ドコモのホームルーターは、5Gと4G LTEで通信します。
住所で検索してエリアを確認する手順
ドコモのサービスエリアマップは、住所でピンポイントで検索して、エリアの対応状況を確認できます。
ここではスマホで住所から直接エリアを確認する手順を紹介します。
WEBブラウザから、ドコモのサービスエリアマップを開きます。
画面中央の「住所で検索」から、検索したい住所を入力します。
住所がリンクとしてサジェストされるので、間違いなければタップします。
エリアマップが開きます。
指示した住所と間違いがないか確認します。
画面下部のメニューバーの「サービス選択」をタップし、通信種別と拡充予定を選びます。
選んだ内容に応じてエリアが色分けされて表示し直されます。
都道府県で検索してエリアを確認する手順
ドコモのサービスエリアマップは、都道府県から検索して、エリアの対応状況を確認できます。
ここではスマホで都道府県からエリアを確認する手順を紹介します。
WEBブラウザから、ドコモのサービスエリアマップを開きます。
画面中央の「都道府県から検索」から、検索したい住所を地方から選びます。
地方の地図が表示されるので、検索する都道府県をタップします。
プルダウンから区市町村を選択し「確定」をタップします。
エリアマップが開きます。
都道府県からの選択は、区市町村までしか選べないため、画面をスクロールして目的の住所を表示します。
画面下部のメニューバーの「サービス選択」をタップし、通信種別と拡充予定を選びます。
選んだ内容に応じてエリアが色分けされて表示し直されます。
都道府県からの選択では区市町村までしか指定できません。
区市町村の中央が表示されるので、目的の地域まで指でスクロールしてください。
5Gエリア外でもhome5Gを契約して問題ない理由
ドコモのホームルーターの契約では、使用する場所がドコモの5Gエリア外でも問題ありません。
理由は次の2つです。
- 4Gエリアでも充分速い
- 5Gエリアは拡大している
それぞれ理由を見ていきましょう。
4Gエリアでも充分速い
ドコモのhome 5Gは、5Gのエリア外で4G LTEの電波に切り替わりますが、4G LTEの電波でも充分に高速です。
5Gと4G LTEは下記のように速度に違いがあります。
| 通信速度 （下り最大） | 通信速度 （上り最大） | |
|---|---|---|
| 5G | 4.2Gbps | 218Mbps |
| 4G LTE | 1.2Gbps | 131Mbps |
しかし4G LTEは通信も安定しており、実測値も充分に高速です。
最大通信速度は理論上の値で、実際の速度はこれよりも下がるため、5Gと4Gの速度差は縮まります
また、大容量の通信でなければ一定以上の速度差は体感しづらいため、4Gでも充分実用的に使えるでしょう。
5Gエリアは拡大している
5Gエリアは段階的な拡大が計画されています。
ドコモは5Gエリアについて、2024年3月までに全国すべての市区町村へ展開し、人口カバー率90％以上の実現を目指しています。
約1年以内に日本全国でほぼ使えるようになるため、現時点での対応状況を気にしすぎる必要はありません。
提供エリア内なのに通信速度が遅かった時の対処方法
提供エリア内なのに通信速度が遅い場合は、ホームルーター端末を窓際へ移動させましょう。
ホームルーター端末の位置が悪いため、電波をうまくつかめていない可能性があります。
窓の外が隣家にふさがれていない窓際を選んで設置してみましょう。
またホームルーターの位置を変えると、他の室内にWi-Fiの電波が届きにくくなる場合があります。
この場合は中継器を設置すると、他の部屋まで電波が届きやすくなります。
提供エリア内なのに使えなかったらキャンセルできる
下記の条件に当てはまる場合は、契約日から8日以内の手続きで、ドコモのホームルーターを0円で解約できます。
- 電波が繋がらない・電波の状況が悪い
- 手続きに関する説明が不十分
- 契約書面が交付されていない
この「8日以内キャンセル」は、端末費用も含めてキャンセルできます。
ただし解約理由が上記の条件に限定されており、自己都合による解約はできません。
8日以内キャンセルは通信サービスなどに設けられた、クーリングオフに代わる制度です。
端末の返金などが認められていますが、電波の不具合や事業者による説明不足など、対象となる条件が決まっています。
登録した住所以外で使ってはいけない
ドコモのホームルーターは、登録した住所以外での使用を禁止されています。
利用場所は常にGPSでチェックされており、持ち運んでの利用は通信を強制的に止められるため、行わないようにしましょう。
引っ越す場合は、登録住所の変更を申請すれば問題ありません。
GPSとは「Global Positioning System」の略称で「全地球測位システム」と訳されます。地球の上空の人工衛星から電波を受信し、座標や距離、時間の情報などから、端末の位置情報を特定します。
ドコモのホームルーターのエリアに関する口コミ
ドコモのホームルーターの口コミには、エリアに関するものが多くありました。
口コミ①：5Gエリアの通信が速い
特に多く見られたのが、5Gエリアの通信速度に関するもので、通信速度が速いという口コミが多数見られました。
実測値で1Gbpsは驚くほど高速ですね！
口コミ②：4Gエリアでも高速
また5G未対応のエリアでも、4G回線のみで高速という口コミも多くありました。
4Gでの通信でも光回線並みの速度が出ています！
口コミ③：他社ホームルーターよりも高速
ほかにも他社のホームルーターよりも高速であるという口コミも複数あり、通信速度に満足しているユーザーが多く見られました。
home 5Gはスペック値でも他社ルーターより高速です。実際の利用でも速度に満足している人は多いですね。
他社のホームルーターとエリアを比較
ドコモと他社のホームルーター間の対応エリアの違いが気になる方もいるでしょう。
ここでは下記の大手2社の対応エリアと比較してみます。
- WiMAX 5G（au）
- SoftBank Air（ソフトバンク）
それぞれ具体的に見ていきましょう。
WiMAX 5Gと対応エリアを比較
auのWiMAX 5Gとドコモのhome 5Gの対応エリアを比較してみましょう。
4G回線の対応エリア
WiMAX 5Gとの対応エリアを比較すると、4G回線に大きな差はありません。
4Gは現在のモバイル回線の中心的な存在であり、各社とも主要エリアへの敷設がほぼ完了しているためです。
auのエリアマップでは、薄黄色が4Gエリアで、山間部を含めて大きな差はありません。
5G回線の対応エリア
一方の5Gエリアは、ドコモの方がカバーするエリアは広いです。
auは5Gエリアが都市部が中心なのに対し、ドコモは離島や山間部なども含めて、より広域にエリアを拡大しています。
5Gの高速通信を使えるエリアは、ドコモの方がより広いと言えるでしょう。
SoftBank Airと対応エリアを比較
4G回線の対応エリア
SoftBank Airとの対応エリアも、4G回線に大きな差はありません。
ドコモとほぼ同エリアをカバーしています。
ソフトバンクの4Gエリアは、マップ上に薄黄色で示されています。
5G回線の対応エリア
一方の5Gエリアは、ドコモの方がエリアはやや広域です。
またSoftBank Airのエリアの見方で気を付けたいのが、5Gエリアの通信速度です。
マップ上で薄ピンク色で表示されている下記の周波数帯のエリアは、実質的な速度は4Gとほぼ同じです。
- 700MHz
- 1.7GHz
- 3.4GHz
これは、従来は4Gに使われていた周波数帯を5Gに転用しているためで、ソフトバンクからも公式にアナウンスされています。
5G表示となりますが通信速度はSoftBank 4GまたはSoftBank 4G LTE同等になります
SoftBankサービスエリアマップ
5Gならではの高速通信を期待するなら、ドコモのホームルーターがおすすめです。
「5G」の表示に惑わされないようにしましょう！
ドコモホームルーターの提供エリアによくある質問
ドコモのホームルーターのエリア確認方法について、よくある質問を紹介します。
- ドコモのホームルーターのエリアの確認方法は？
- ホームルーターの対応する5G・4Gエリアは、ドコモの公開するサービスエリアマップで確認できます。5G・4G・LTEと表示されているエリアがhome 5Gの使えるエリアです。
>> ドコモのホームルーターのエリアの確認方法を詳しく見る
- ドコモの5Gエリア外でもhome 5Gを契約して問題ない？
- ドコモ home 5Gは5G回線以外に4G LTE回線にも対応しています。通信速度も充分速く5Gエリアは拡大しているので、home 5Gに契約しても問題ありません。
>> 5Gエリア外でも契約しても良い理由を詳しく見る
- 提供エリア内で通信速度が遅い場合の対応方法は？
- ホームルーター端末を電波の入りやすい場所に置くと、通信速度を改善できます。具体的には窓際などがおすすめです。
>> 提供エリア内で通信速度が遅い場合の対応方法を詳しく見る
ドコモホームルーターの提供エリアまとめ
最後にドコモのホームルーターのエリアの確認方法のおさらいです。
- ドコモのエリアはサービスエリアマップで確認できる
- ドコモのホームルーターは3G回線には非対応
- 5Gエリア外でも4GLTE回線が充分速いため契約してもOK
- 速度が遅いなど条件に該当すれば8日以内キャンセルが可能
- ドコモと他社は4Gエリアに差はないが5Gエリアはドコモが広い
ドコモはサービスエリアマップで通信エリアの対応状況を公開しているので、事前に確認しておきましょう。
また携帯キャリアは各社とも5G対応を進めていますが、現時点でドコモが他社よりも一歩進んでいます。
高速通信を思う存分使うなら、ドコモのホームルーターがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
