povo2回線目の契約メリットは?2台持ちの注意点を解説

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「povoは1台に2回線契約できる?」
「2回線目を契約するメリットは?」
「2回線目の申し込み方法は?」

auのオンライン専用ブランド「povo」は、基本料が0円でデータ容量や通話オプションなどを事前に購入して使う、プリペイド式のスマホプランです。

必要なときに、必要な分だけ使えるプランなので、2回線目として気になっている方もいると思います。

ふじもん
ふじもん

povoで2回線目を契約する最大のメリットは、電話番号やLINEアカウントを2つ持てることです。

使わないときは維持費がかからないので、最小限のコストで利用できます。

この記事ではpovoを2回線目として使うメリットや注意点について解説します。

申し込み方法やデュアルSIMについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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povoで2回線目を契約するメリット

povoで2回線目を契約するメリット

povoで2回線目を契約するメリットを解説します。

それぞれ詳しく解説します。

電話番号やLINEアカウントを2つ持てる

電話番号やLINEアカウントを2つ持てる

povoで2回線目を契約する最大のメリットは、電話番号やLINEアカウントを2つ持てることです。

2つ目の電話番号を持つことで、さまざまな便利な使い方ができます。

  • 名刺にプライベートの電話番号を記載する必要がなくなる
  • 婚活や就活などでサブの番号やLINEアカウントが使える
  • 電話を受けるだけなら維持費がかからない
  • 仕事用なら通話だけでいいからかけ放題の料金だけでいい
  • 大手通信キャリアの家族間の割引や使い慣れたキャリアメールを残せる

「電話番号を2つ持てるのはいいけど、携帯料金も2倍かかるのでは?」と心配な方もいると思います。

しかし、povoの回線を持っているだけなら携帯料金はかかりません。

povoは一般的なスマホのプランとは違い、基本料0円のベースプランに「トッピング」と呼ばれるオプションを必要に応じて購入してから利用します。

トッピングとは

通話やデータ、コンテンツなどのオプションを指します。「トッピング」を購入すれば、高速データ通信や電話かけ放題などが使えます。

トッピングにはさまざまな種類があります。

トッピングトッピング詳細
通話トッピング
(月額)
5分かけ放題:550円
24時間かけ放題:1,650円
留守番電話サービス:330円
データトッピング1GB(7日間):390円
3GB(30日間):990円
20GB(30日間):2,700円
60GB(90日間):6,490円
150GB(180日間):12,980円
300GB(90日間):9,834円
24時間使い放題:330円
データ使い放題(7日間×12回):9,834円
コンテンツトッピングDAZN使い放題(7日間):1,145円

いわゆる「プリペイド式」の料金プランなので、トッピングを購入しなければ毎月0円で回線を維持することも可能なのです。

自由にカスタマイズできるプランなので、フリーランスの方や会社に経費としてスマホ代を請求できる人にもおすすめです。

子供用のスマホ回線として使える

子供用のスマホ回線として使える

povoは子供のスマホ回線として使うのもおすすめです。

現在は多くの子供がスマホを利用していますが、月額料金の心配をされている方は多いです。

しかし親のお下がりのスマホを渡して、通話を受けるだけなら0円で持たせられます。「5分かけ放題」を付けても、たった550円です。

月額料金
基本料0円
着信のみ0円
5分かけ放題550円
3GB

5分かけ放題
1,540円
ゆかり
ゆかり

子供にネットを使わせたくない保護者の方は、通話トッピングだけにしましょう。

もちろんデータを購入してネットを使わせてあげることもできますし、子供が勝手にデータを購入しないように保護者の方がアプリで管理できるので、使いすぎる心配もいりません。

2回線目でも適用できるキャンペーンが多い

2回線目でも適用できるキャンペーンが多い

povoではさまざまキャンペーンを定期的に行っていますが、2回線目も対象になるキャンペーンが多いのが特徴です。

他の格安SIMでは、2回線目はキャンペーンが適用されない場合が多いですが、povoでは自分名義のサブ回線や家族用の2回線目でもキャンペーンが受けられるので、非常にお得です。

povoでは2024年5月現在、2回線目でも適用されるキャンペーンがいくつかあります。

  • モバイルルーター購入キャンペーン
  • データ追加1GB(7日間)トッピング実質無料キャンペーン
  • Googleストア限定povo2.0キャンペーン

1人で5回線以上契約しようとした場合や、特典目当てで契約、解約を繰り返した場合は適用されないので注意しましょう。

同一端末でスマホのサブ回線にできる

同一端末でスマホのサブ回線にできる

2回線目と聞くと「スマホを2台を持つ必要があるのかな?」という疑問を抱くかもしれません。

しかしデュアルSIMを使えば、1台でメイン回線とサブ回線の2回線を使うことが可能です。

デュアルSIMとは

デュアルSIMとは、1台のスマホにSIMカードを2枚装着して利用できる機能です。
物理的なSIMカードに加え、ICチップをスマホ本体に埋め込み、オンラインでデータを書き換えられる「eSIM」も併用できます。

例えばデュアルSIMで、povoをサブ回線として無料で維持しつつ、メイン回線のギガが足りないときや、電波が繋がらないときだけデータを購入する、という使い方ができます。

デュアルSIMを使う方法は後ほど詳しく解説します。

タブレット用のデータ回線として使える

タブレット用のデータ回線として使える

セルラーモデルのタブレット用の回線としてもpovoを使うのもおすすめです。

ゆかり
ゆかり

セルラーモデルは、Wi-Fiのない場所でも通信が可能なタブレットやパソコンのことを言うのよ。

Wi-Fiが使えない外出先で「データ使い放題」トッピングを使ったり、1GB〜3GBで安くすませたり、自分の用途に合った使い方ができます。

まったく使わない月は0円なので負担も最小限に抑えられます。

povoで2台持ちする注意点

povoで2台持ちする注意点

povoで2台持ちする注意点を解説します。

それぞれ詳しく解説します。

1年間に6回以上契約すると事務手数料がかかる

1年間に6回以上契約すると事務手数料がかかる

povoは、過去1年以内に同一名義で計5回線を契約した場合、6回線目からは3,850円の契約事務手数料が発生します。

過去1年間の5回線には以下の申し込み、契約が含まれます。

  • povoに申し込み手続き中の回線
  • au / UQ mobileへ変更済み回線
  • 解約済み回線

povoを解約していても、過去1年以内であれば回線としてカウントされます。

契約手数料も解約違約金も0円だからといって、契約と解約を繰り返していると契約事務手数料が発生してしまう場合があるので、気を付けましょう。

契約できるのは1人につき5回線まで

契約できるのは1人につき5回線まで

povoは同一名義での不正利用防止のため、1人につき5回線までしか契約できません。

先ほど、1年間に6回以上契約すると事務手数料がかかると説明しましたが、同一名義の契約は5回線までしかできないので、数を混同しないように気を付けてください。

ひろみ
ひろみ

解約済みの回線なども含まれるから、6回線以上の契約が発生するのね。

例えば、家族で5回線以上契約したい場合は、夫婦で分けるなどの工夫が必要です。

180日間以上トッピングを購入しないと利用停止される

180日間以上トッピングを購入しないと利用停止される

基本料は0円ですが、0円のままずっと持ち続けることはできません

180日間以上有料トッピングの購入などがなければ、利用停止になる場合があります。

例えば、5月1日に開通してその日に3GB(30日間)のトッピングを購入した場合、6月1日から180日経過した11月28日以降に、利用停止になる可能性があります。

ひろみ
ひろみ

でも過去180日以内に電話代やSMS料金が660円を超えていれば、利用停止にならないわ。

利用停止になるとメールやSMSで通知がきて、30日以内にトッピングを購入しないと契約解除になる場合があるので、気を付けましょう。

利用停止になるのが不安な方は、留守番電話サービス(月額330円)や5分かけ放題(550円)などの安いトッピングを購入しておくことをおすすめします。

2回線目は別のメールアドレスが必要

2回線目は別のメールアドレスが必要

povoの申し込みにはpovoアカウントが必要ですが、1アカウントにつき、1回線しか契約できません。

先ほど、1人で5回線まで契約できると説明しましたが、2回線目以降は別のメールアドレスを使って、新たなアカウントを作る必要があります。

ひろみ
ひろみ

Gmailなどのフリーメールであれば、新しいメールアドレスを簡単に作れるよ。

例えば夫と妻の2回線を夫名義で契約したい場合、1人で5回線まで契約できるので、夫名義で2回線の契約が可能です。

しかし、1アカウントにつき1回線なので、夫と妻がそれぞれ違うメールアドレスでアカウントを作る必要があります。

2回線目は別のメールアドレスが必要ということを覚えておきましょう。

通信障害のときは2回線とも影響を受ける

通信障害のときは2回線とも影響を受ける

au回線に障害が起きた際、povoを2回線契約している場合は、どちらの回線でも通信や通話ができません。

ゆかり
ゆかり

何日も電話や通信ができなかったら生活に困るわね。

通信障害のリスクを分散したい場合は、別の携帯会社の回線を併用することで対策ができます。その際は会社だけでなく、キャリア回線(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)も分けてください

例えば、povoとUQモバイルは同じau回線です。2回線使っていても、同じキャリア回線なら通信障害のリスクを分散できないので、ドコモとpovoなど、キャリア回線を分けて使いましょう。

povoをデュアルSIMで使う方法

povoをデュアルSIMで使う方法

デュアルSIMとは、1台のスマホにSIMカードを2枚装着して利用できる機能のことです。

スマホを2台持たずに、2つの回線を使い分けられるので、povoをサブ回線として使うならデュアルSIMがおすすめです。

iPhoneとAndroidのそれぞれの画面を使いながらデュアルSIMの設定方法を説明していきます。

povoの2回線目を申し込む手順は後ほど解説しているので、契約手順を知りたい方は参考にしてください。

iPhoneでデュアルSIMを使う手順

まずはiPhoneでデュアルSIMを使う手順を解説します。

ゆかり
ゆかり

データ通信に使うSIMを「副回線」に設定する場合で説明するわね。

※OSのバージョンによって表示や手順が変わる可能性があります。

「設定」を開く
「設定」を開く
「モバイル通信」を開く
「モバイル通信」を開く
「モバイルデータ通信」を開く
「モバイルデータ通信」を開く
「副回線」をタップする
「副回線」をタップする
「副回線」にチェックがついているか確認
「副回線」にチェックがついているか確認
「モバイル通信」に戻って副回線になっているか確認

主回線に戻したい際は、STEP4の「モバイル通信データ」で主回線をタップすれば切り替えられます。

AndroidでデュアルSIMを使う手順

次にAndroidでデュアルSIMを使う手順を解説します。

ゆかり
ゆかり

povoのSIMをデータ通信用に設定していきます。

※機種やOSのバージョンによって表示や手順が変わる可能性があります。

「設定」を開く
「設定」を開く
「ネットワークとインターネット」を開く
「ネットワークとインターネット」を開く
「SIM」を開く
「SIM」を開く
主回線にする回線を選択して開く
主回線にする回線を選択して開く
「SIMを使用」をタップ
「SIMを使用」をタップ
「ONにする」をタップ
「ONにする」をタップ
「povoを使用」をタップ
「povoを使用」をタップ
SIMが有効になっているかを確認
SIMが有効になっているかを確認

主回線に戻したい際は、STEP5で「SIMの使用」を解除すれば切り替えられます。

povoで2回線目を申し込む方法

povoで2回線目を申し込む方法

povoで2回線目を申し込む方法を解説していきます。

今回はeSIMでの申し込み方法を解説していくので、eSIMでの契約を検討されている方は参考にしてください。

povo対応機種か確認する
povo対応機種か確認する

povo対応機種・端末」ページにアクセスし、自分のスマホがpovoに対応しているか確認してください。

①SIM種別、OSを選択してください。

②キャリア、メーカーを選択し、検索します。

③対応端末を確認してください。

自分のスマホがpovoに対応していないと、契約しても通信や通話ができない可能性があります。

また、自分のスマホがpovoに対応していなければ、端末を買う必要がありますが、povoでは端末が買えません。povoに対応している端末を事前に購入しましょう。

povo公式ページで申込内容を入力
povo公式ページにアクセスして申込内容を入力する

①「データ専用のお申し込み」をタップします。通話機能が欲しい方は、「通話+データ」で申し込みましょう。

②自分が購入したいトッピングを選択し、「キャンペーンコード」を入力します。「キャンペーンコード」は「povoキャンペーン一覧」ページで確認します。

③「重要事項説明・利用規約」を確認し、同意にチェックを入れてユーザー情報の入力に進んでください。

ユーザー情報を入力する
ユーザー情報を入力する
支払方法を選択し、eSIMの設定に進む
支払方法を選択し、eSIMの設定に進む

①クレジットカードかあと払い(ペイディ)のどちらかを選択します。

②クレジットカードであれば必要情報を入力し、「eSIMの設定に進む」をタップします。

eSIMをスマホにダウンロード
eSIMをスマホにダウンロード

①eSIMの発行を待ちます。

②「eSIMプロファイルをダウンロード」をタップし、スマホにeSIMをダウンロードしてください。

eSIMは9時30分から20時の間に申し込めばすぐに発行完了です。

20時から翌9時30分の間にSIMの有効化を行った場合は、9時30分以降に順次有効化が完了します。

eSIMプロファイルのダウンロードが完了すれば、「iPhoneでデュアルSIMを使う手順」と「AndroidでデュアルSIMを使う手順」を参考に設定を完了すれば、povoが使用できます。

povoの2回線目でよくある質問

よくある質問

povoの2回線目についてよくある質問をまとめました。

povoは2回線契約できますか?
2回線契約できます。
電話番号やLINEアカウントを2つ持てたり、子供用のスマホ回線として使えたりするメリットがあります。
他にも、タブレット用のデータ回線として使えるので、非常に便利です。
>> povoで2回線目を契約するメリットを詳しく見る
2回線目を契約する場合は手数料がかかりますか?
手数料はかかりません。
ただし、過去1年間に5回契約した場合、6回目以降は3,850円の事務手数料が発生します。
>> 事務手数料について見る
2回線目も同じアカウントで契約できますか?
1回線につき1アカウント必要なので、同じアカウントで複数回線の契約はできません。
アカウントごとにメールアドレスを分ける必要があるので、契約する数と同じ数のメールアドレスを用意しましょう。
>> 同じアカウントの複数回線契約について詳しく見る
povoを同一端末で2回線使う方法は?
デュアルSIMを使えば、同じ端末で2回線を使えます。
SIMカードを挿すスロットが1つしかないiPhoneなどは、eSIMを契約することで2回線使うことが可能です。
>> povoをデュアルSIMで使う方法について見る
povoを複数契約するやり方は?
povoの公式ウェブサイトまたはアプリにアクセスして、アカウントを作成します。
アカウントを作成したら、手順に沿ってオプションを選び、利用者情報を入力して契約します。
>> povoで2回線目を申し込む方法について見る

まとめ

最後に、povoの2回線目についておさらいします。

  • povoは基本料0円でスマホが使える
  • サブ回線や子供用の回線として使いやすい
  • 1年間に6回以上契約すると手数料がかかる
  • 1人につき5回線まで契約できる
  • 1台のスマホで2つの回線が使えるデュアルSIMが便利

povoは大手携帯キャリアの中で唯一、基本料0円でスマホが使えるブランドです。

サブ回線や子供用の回線として使うとコスパがいいのでおすすめです。

ひろみ
ひろみ

1人で5回線まで契約できるから、家族で使うのも便利だね。

デュアルSIMを利用すれば、スマホ1台で2回線を使えるので、仕事用とプライベート用で分けたい方や、通信障害を避けたい方は検討してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。