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「悪徳業者にだまされたくない」
「勧誘はどう断ればいい?」
「光回線の工事トラブルは避けたい」
光回線の工事は事前準備をしておかないと、トラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
光回線の工事のトラブルに巻き込まれないようにチェックしてください。
本記事は、おてがるネット編集部がこれから光回線の契約を検討している人のために、光回線のトラブル事例と対応策をまとめました。
この記事を読めば、悪徳業者の電話勧誘の事例や、総務省が発令している消費者保護ルールを理解できます。
光回線の悪徳業者の電話勧誘には要注意
光回線の悪徳業者トラブルは、高齢者を狙った「電話勧誘」が多いです。
総務省や各都道府県の役所が注意喚起していますが、あいかわらず電話勧誘のトラブルは無くなっていません。
具体的な事例と対応策を紹介しますので、悪徳業者のトラブルには巻き込まれないようにしてください。
トラブル事例:いまより安くなると電話で強引に契約をせまる
光回線サービスの電話勧誘によるトラブルが増加しています。「料金が安くなる」と言われても安易に契約はせず、契約先の事業者名や契約内容をよく確認し、不要であればキッパリ断りましょう。
引用元:秋田市役所
光回線の料金が安くなるという電話勧誘が、既に光回線を契約している方や高齢者にされています。
光回線の契約は「適切な説明がされていれば」契約が成立しますが、悪徳業者の場合は「料金が安くなる」や「いますぐ契約しないとネットがつかえなくなる」といった強引な勧誘を電話でします。
しかも悪徳業者は不在でも何度も電話をしてくるので、「料金が安くなるなら」と契約してしまう人が多いです。
消費者保護ルールを理解しよう
光回線サービスは、消費者保護ルールが適用されます。
消費者保護ルールは以下の通りです。
- 説明義務
- 書面交付義務
- 初期契約解除制度
- 勧誘継続行為の禁止
【出展:総務省 光回線トラブル】
それぞれどういったルールなのか解説します。
説明義務
説明義務とは、電気通信事業者もしくは販売代理店が「契約前に」料金や契約条件を説明しなければならないといったものです。
この料金というのは「月額料金」だけでなく、「工事費」や「キャッシュバック金額」、「オプション料金」などを含めた「総額支払額」を説明しなければならないというものです。
「支払金額の総額」のところが重要です。
書面交付義務
書面交付義務とは、契約後に契約内容を明らかにする書面を作る必要があるといったものです。
この書面は「契約者の承諾があれば」紙ではなく、ウェブサイトの電子書面でも可能です。
契約者が紙で交付を希望した場合は、「紙の契約書面が必要」なところが重要です。
初期契約解除制度
初期契約解除制度とは、契約書面の受領日から8日以内に契約解除申請をすれば、契約者の都合のみで契約を解除できるといったものです。
ただし、初期契約解除制度を適用しても解約違約金の支払いは免除されますが、工事費や事務手数料は請求されることがあります。
つまり初期契約解除制度は、0円で解約できるというものではないことを知っておきましょう。
勧誘継続行為の禁止
勧誘継続行為の禁止とは、電気通信事業者もしくは販売代理店は、契約や勧誘を希望していない人に対して、再勧誘を禁止しているといったものです。
ただ具体的な罰則はないので、特に悪徳業者と呼ばれる販売代理店は、いろいろな手を使って勧誘を続けているというのが実態ということも知っておきましょう。
トラブルに巻き込まれないための対策 ハッキリ断って電話を切ろう!
光回線の電話勧誘があったら、あいまいな返事をしてはいけません。
「光回線の契約も不要だし、電話も今後不要です。」とハッキリ断って電話を切ろう。
間違っても即決で契約したり入金したりしないよう注意してください。
困ったときは
「電話勧誘を断りきれずに契約書面が届いてしまったけど、やっぱりキャンセルしたい」と思ったら、書類が届いてから8日以内なら「初期契約解除制度」が適用できます。
すぐに契約書面に記載のある電気通信事業者に確認しましょう。
ただ、困ったとき誰に相談して良いかわからない人もいるはずです。
契約トラブルは、消費者ホットライン(188)に電話して相談しましょう。
この電話は、消費生活相談窓口に繋がるので、的確なアドバイスをしてもらえます。
また電話勧誘が悪徳業者だと思ったら、総務省の電気通信消費者相談センター(03-5253-5900)に情報提供しましょう。
準備不足による工事トラブルにも気をつけよう
光回線の工事は、事前準備不足が原因によるトラブルも多いです。
というのも、光回線の工事内容は当日になってみないとわからないことがあるからです。
光回線の工事トラブルの事例をいくつか紹介するので、しっかり事前準備しましょう。
- 賃貸物件なのに大家さんや管理会社にしっかり説明していなかった
- 土日や夜間の工事を希望したので追加料金が発生した
- 光コンセントを設置する場所を考えていなかった
それぞれ具体的に解説します。
賃貸物件なのに大家さんや管理会社にしっかり説明していなかった
賃貸物件で光回線の工事を進める際、大家さんや管理会社に説明していないとトラブルになる可能性が高いです。
特にアパート物件は、電柱から引き込むケーブルの外壁への固定方法や、屋内への引き込みをエアコンの排気口を使えない場合の穴あけなど、当日の判断で工事内容が変わることがあるからです。
光回線の工事トラブルで一番多いのは、賃貸物件の工事の大家さんへの相談不足です。
できれば工事当日は大家さんに同席してもらうのがおすすめよ。
土日や夜間の工事を希望したので追加料金が発生した
光回線の工事費用は、土日祝日や夜間にすると割増料金が加算されます。
指定日時 | 加算額 |
---|---|
土休日 | 3,300円 |
夜間(17:00-22:00) | (通常の工事費の合計額- 1,100円)×1.3+1,100円 |
深夜(22:00-8:30) | (通常の工事費の合計額- 1,100円)×1.6+1,100円 |
年末年始 12月29日から1月3日(8:30~22:00) | (通常の工事費の合計額- 1,100円)×1.3+1,100円 |
各それぞれの光回線の工事費無料キャンペーンは、通常工事費用(マンションプラン16,500円、戸建てプラン19,800円)のみが対象になり、割増料金は対象外です。
また土日や夜間は工事の枠がそもそも少ないので、申し込みをしてから工事をしてもらえるまで時間がさらにかかってしまいます。
できれば平日のお昼頃に工事をしてもらうのが一番安く早く工事してもらえるので、日程の調整の際に参考にしてください。
光コンセントを設置する場所を考えていなかった
光回線の工事をスムーズにすすめるには、光コンセントの設置場所を事前に決めておきましょう。
光コンセントを設置した場所にONUやWiFiルーターを置くので、できるだけ家の中心部分が理想的。
もし光コンセントの設置場所を変更しようとすると、別途屋内工事が必要になり料金が追加で必要です。
光コンセントの設置場所でおすすめしないのは、キッチンやトイレの近くです。
光コンセントの設置場所は、最寄りの電柱がある屋外から、エアコンの排気口などを通じて屋内に引き込み、その近くのコンセントを光コンセントにします。
困った時には、電気工事業者がその場でサポートしてくれると思いますが、できるだけ水回りから離れた方がいいでしょう。
余談ですが光コンセントの設置場所は、ひかりテレビやひかり電話を契約する場合はテレビや電話を置く場所の近くがおすすめだ。
パソコンを有線接続するなら、パソコンの設置場所の近くがいいぞ。
光回線のトラブルによくある質問
光回線のトラブルによくある質問をまとめました。
- 光回線にはどんなトラブルがある?
- 光回線の悪徳業者トラブルは、高齢者を狙った「電話勧誘」が多いです。
光回線の料金が安くなるという電話勧誘が、既に光回線を契約している方や高齢者にされています。
>> トラブル事例をもっとみる
- 勧誘がきたらどうすればいい?
- ハッキリ断って電話を切りましょう。間違っても即決で契約したり入金したりしないよう注意してください。
>> 上手な断り方をみる
- どこに相談するべき?
- 契約トラブルは、消費者ホットライン(188)に電話して相談しましょう。また電話勧誘が悪徳業者だと思ったら、総務省の電気通信消費者相談センター(03-5253-5900)に情報提供してください。
まとめ
この記事では光回線の工事トラブルについて、おてがるネット編集部が事例をもとに詳しく解説しました。
悪徳業者のトラブルに巻き込まれないように、電話勧誘だけはハッキリと断って電話を切りましょう。
もし困ったら、消費者ホットライン(188)に相談してください。
悪徳業者の情報提供は、電気通信消費者センター(03-5253-5900)にしましょう。
また光回線の工事トラブルは、以下の3つを事前準備しておけば回避できます。
- 賃貸物件は大家さんに事前に説明しておく(必要あれば工事に同席してもらう)
- 土日や夜間の工事は追加料金がかかることを確認しておく
- 光テレビや光でんわを契約する場合は、光コンセントの設置場所をしっかり工事業者に伝える
しっかり準備してトラブルに巻き込まれないようにしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。