ドコモ光のIPv6とは?設定方法や対応プロバイダを解説

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「ドコモ光でIPv6を使うための設定方法は?」
「ドコモ光のIPv6って何?」
「ドコモ光でIPv6に対応するプロバイダは?」

ドコモ光は新しい通信規格の「IPv6」に対応していて、ドコモ光のすべてのプロバイダで利用できます。

ふじもん
ふじもん

おすすめのプロバイダは、IPv6が標準対応されていて(手続きの必要が無い)、通信方式もおすすめの「IPoE IPv4 over IPv6通信」で、対応ルーターを無料でレンタルしているGMOとくとくBBです。

IPv6の恩恵を受けられるようにしっかり確認してください。

本記事はドコモ光のIPv6についてくわしく解説します。

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IPv6とは

IPv6とは

「IPv6」とは、インターネットの通信規格(インターネット・プロトコル)のひとつです。

IPv6は、従来の「IPv4」で予想されていたIPアドレスの枯渇の解決を目的に作られた規格で、膨大な数のIPアドレスを扱えるのが特徴です。

IPアドレスとは

IPアドレスとは、「123.456.123.1」というように一定のルールに従って作られた文字列です。

インターネットに接続する際に端末ごとに割り振られ、データの送受信の識別に使われます。

また、IPv6は新たな通信方式「IPoE」に対応しており、混雑時でも速度低下が起こりにくいというメリットがあります。

ゆかり
ゆかり

IPv6の利用は増えており、2022年3月時点で国内普及率は約45%に達しています。

IPv6とIPv4の違い

IPv6とIPv4の違い

IPv6は通信規格として、膨大な数のIPアドレスを扱えるよう設計されているため、IPv4とIPアドレスの表現のしかたが異なります。

IPv6は全体の文字列のケタ数がIPv4よりも増えており、16進数の使用により、IPアドレスの文字列内にアルファベットが使われます。

規格IPv6IPv4
ビット数128ビット32ビット
表現方法16進数10進数
区切り方16ビット8ビット
記号:
(コロン)
.
(ピリオド)
IPアドレス
の例
1234:5678:
90AB:CDEF:
1234:5678:
90AB:CDEF
123.456.123.456
16進数とは

16進数は数値の表現方法のひとつで、数値を0~9の10個の数字に加えて、A~Fの6個のアルファベットで表現します。

10を「A」、11を「B」と表記していき、15を「F」と表記します。

けんた
けんた

IPv6は全体の情報量(ビット数)が増えたことで、膨大な数のIPアドレスを表現できるようになりました。

IPv6は膨大な数のIPアドレスを扱える

IPv6は膨大な数のIPアドレスを扱える
規格IPv6IPv4
ビット数128ビット32ビット
IPアドレスの数2の128乗
(340澗個)
2の32乗
(40億個)

IPv6はIPアドレスを128ビットで表現するため、膨大な数のIPアドレスを扱えます。

ビット数とは

ビット数とは、コンピューターシステムでデータを表現するための情報の最小単位で「0」と「1」の2進数で表されます。

使用できるIPアドレスの数は2の128乗個(3.4×10の38乗個)で、計算すると340澗(かん)という天文学的な数です。

もともとビット数で表されていたIPアドレスは、通信方式にあわせて10進数または16進数に変換されて、我々が実際に目にするIPアドレスとして表示されます。

こうじ
こうじ

IPv6は、ほぼ無限と言えるほどの膨大な数のIPアドレスを利用できます。

IPv6は通信方式「IPoE」で混雑しにくい

IPv6は新たな通信方式「IPoE」を利用できるため、通信が混雑しにくく遅くなりにくいのが特徴です。

従来の通信方式の「PPPoE」は、混雑時に速度低下が起こりがちでしたが、「IPoE」は通信のしくみから、混雑時でも速度が落ちません。

ひろみ
ひろみ

IPv4はPPPoEで通信しているため、混雑時に速度が低下しがちです。

PPPoEはネットワーク終端装置がボトルネックになりやすい

PPPoEはネットワーク終端装置がボトルネックになりやすい

PPPoEの通信方式は「トンネル方式」と呼ばれるもので、インターネットへ接続する際にネットワーク終端装置(NTE)を経由します。

ネットワーク終端装置とは

ネットワーク終端装置は、電話回線網とプロバイダの回線を接続するための装置です。PPPoE方式による通信は、必ずネットワーク終端装置を通ってインターネットに接続します。

ネットワーク終端装置には処理できるセッション数(接続数)の限界があるため、通信が増加すると通信の混雑が起こり、速度が低下しやすくなります

こうじ
こうじ

高速道路の料金所で渋滞してしまうイメージです!

IPoEは直接インターネットに接続できるため遅くなりにくい

IPoEは直接インターネットに接続できるため遅くなりにくい

一方、IPoEはネットワーク終端装置を使わずにインターネットへ接続します。

PPPoEで起こるような、ネットワーク終端装置での混雑がないため、速度が低下しにくいのが特徴です。

またIPoEは接続設備の大容量化も行われており、通信自体にゆとりがあるのも、速度低下しづらい理由のひとつです。

こうじ
こうじ

利用者の数や通信容量の多さに関わらず、速度を落とさずにインターネットへ接続できます!

IPv6に対応する通信方式

IPv6に対応する通信方式は3種類

IPv6は、IPoEを使って通信するのが一般的です。

しかしIPv4への対応などから3種類の通信方式が使われており、プロバイダによってどの方式で対応しているか異なります。

IPv6の3つの通信方式
  • IPoE IPv4 over IPv6通信
  • IPoE IPv6通信
  • PPPoE IPv6通信

それぞれの特性を詳しく解説していきます。

①:IPoE IPv4 over IPv6通信

IPoE IPv4 over IPv6通信のしくみ
出典:NTTドコモ

「IPoE IPv4 over IPv6通信」は、IPv4も新方式の「IPoE」で通信する方式です。

IPv4・IPv6の両方の通信で混雑が発生しにくく、どちらも快適な通信が可能です。

また従来のIPv4は、PPPoE接続時に認証IDとパスワードが必要でしたが、IPoE接続のため、それらの設定も必要ありません。

ひろみ
ひろみ

「IPoE IPv4 over IPv6通信」は3つのなかで一番速度が低下しにくい、おすすめの通信方式です!

②:IPoE IPv6通信

IPoE IPv6通信のしくみ
出典:NTTドコモ

「IPoE IPv6通信」は、IPv6での通信のみ「IPoE」方式を利用する通信方式です。

従来のIPv4での通信は「PPPoE」方式で行うため、IPv4の通信を行う際は、認証IDとパスワードの設定が必要です。

IPv6利用時は混雑しにくく、IPv4利用時は従来どおり混雑しやすい通信方式です。

ゆかり
ゆかり

IPv4のサイトにアクセスすると、速度低下が気になるかもしれません。

③:PPPoE IPv6通信

PPPoE IPv6通信のしくみ
出典:NTTドコモ

「PPPoE IPv6通信」は、IPv6を従来方式の「PPPoE」で接続する通信方式です。

PPPoEで通信するため混雑時の速度低下が避けられず、接続時は認証IDとパスワードが必要です。

けんた
けんた

IPv6で通信はできますが、IPv6のメリットの薄い方式です。

新規でプロバイダを選べるなら、この方式以外で対応しているところを選びましょう。

ドコモ光でIPv6を利用するには

ドコモ光でIPv6を利用するには

ドコモ光でIPv6を利用するためには、プロバイダによって方法が違います。

ドコモ光は全プロバイダがIPv6に対応している

ドコモ光はどのプロバイダでもIPv6を利用できます。

プロバイダIPv6
対応
IPv6
通信方式
ドコモnet標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
ぷらら標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
GMOとくとくBB標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
@nifty標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
andline標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
SIS標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
ic-net申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
hi-ho申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
BIGLOBE標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
BB.excite標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
Tigers-net申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
エディオンネット申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
SYNAPSE申込必要IPoE
IPv6通信
楽天ブロードバンド申込必要IPoE
IPv6通信
DTI申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
@ネスク申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
TiKiTiKi申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
OCN申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
@TCOM標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信
TNC標準適用PPPoE
IPv6通信
AsahiNet申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
ちゃんぷる申込必要IPoE
IPv4 over IPv6通信
WAKWAK標準適用IPoE
IPv4 over IPv6通信

ただしプロバイダによって、通信方式と標準対応の有無が異なります。

IPv6対応のプロバイダごとの違い
  • IPv6の適用条件
  • IPv6の通信方式

新規でプロバイダを選ぶ場合は、IPoE IPv4 over IPv6通信が使えて標準対応の「GMOとくとくBB」がおすすめです。

対応ルーターも無料レンタルされていて、通信速度の評価も高く、プロバイダとしての評判も良いです。

プロバイダによってIPv6の通信法式が違うので注意しよう

IPv6に対応するための通信方式にはの3種類があり、プロバイダによってどれに対応しているか異なります。

  • IPoE IPv4 over IPv6通信
  • IPoE IPv6通信
  • PPPoE IPv6通信

>> IPv6の3種類の接続方法を詳しく見る

通信方式によって、インターネット利用の快適度が大きく変わります。

ふじもん
ふじもん

おすすめは「IPoE IPv4 over IPv6通信」の使えるプロバイダです。

いま一番快適にインターネットを利用できる通信方式です。

プロバイダによっては標準対応している

プロバイダによっては、IPv6が標準機能として用意されており、利用開始の申し込みは不要です。

一方で、IPv6の利用に申し込みが必要なプロバイダもあります。

ふじもん
ふじもん

hi-hoやOCNは、人気のプロバイダですが、IPv6を適用するためには、申込手続きが必要です。

ややめんどくさいので、標準対応しているプロバイダを選ぶことをおすすめします。

手続きに時間がかかる場合もあるので、あらかじめチェックしておくとよいでしょう。

ルーターがIPv6に対応しているか確認しよう

ドコモ光でIPv6を使うためにはWiFiルーターがV6プラスに対応していることが必要

ドコモ光でIPv6を利用する場合は、使用するWi-FiルーターがIPv6に対応しているか確認しましょう。

IPv6での接続は「V6プラス」というサービスを使うため、Wi-FiルーターはV6プラスに対応した製品が必要です。

現在はエントリーモデルからハイエンドモデルまで、多くのルーターでV6プラスに対応しています。

安く品質の良い製品を購入したいなら、下記のバッファロー社のWSR-2533DHP3など、実売価格が6,000~7,000円のモデルがおすすめです。

品番WSR-2533DHP3Aterm WG2600HS2WRC-2533GST2
製品
イメージ
WSR-2533DHP3Aterm WG2600HS2WRC-2533GST2
最大
通信速度
(5GHz)
1733Mbps1733Mbps1733Mbps
最大
通信速度
(2.5GHz)
800Mbps800Mbps800Mbps
無線規格802.11ac802.11ac802.11ac
V6プラス
対応
確認済確認済確認済
サイズ
(cm)
‎16×3.8×1617×3.8×13‎16×3.7×14
実売価格約6,400円約6,000円約5,000円
メーカーバッファローNECエレコム

またプロバイダによっては、対応ルーターを無料でレンタルしてくれます。

V6プラス用のWi-Fiルーターが必要な場合はまずチェックするとよいでしょう。

おすすめプロバイダはGMOとくとくBB

ドコモ光の人気プロバイダ「GMOとくとくBB」なら、標準でIPv6を装備しており、しかも対応ルーターを無料でレンタルしています。

つまり、申し込んでそのまま利用すれば、IPv6通信をしているので、夜間帯などの混雑時は通信速度が遅くなりにくいのでおすすめです。

ドコモ光 51,000円キャッシュバック
ドコモ光戸建てプラン
工事費用無料
月額料金5,720円
最低利用期間2年
キャンペーン※当サイト限定特典
オプション条件なし
51,000円
ドコモ光マンションプラン
工事費用無料
月額料金4,400円
最低利用期間2年
キャンペーン※当サイト限定特典
オプション条件なし
51,000円

ドコモ光は、認知度が高い人気の光回線です。

ドコモ光がおすすめな理由
  • 日本最大の通信会社ドコモブランド
  • スマホがドコモならセット割でお得に使える
  • 工事費無料
  • WiFiルーターが0円でもらえる

スマホがドコモなら、毎月1,100円割引されるスマホ割が適用されます。

キャッシュバックも通常プランなら38,000円で、10ギガプランなら当サイト限定でオプション条件なしで51,000円がもらえます。

また高性能WiFiルーターが0円でもらえるキャンペーンも実施しています。

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ドコモ光のIPv6によくある質問

よくある質問faq

ドコモ光のIPv6に関するよくある質問と回答を紹介します。

IPv6とは何?
IPv6とは、インターネットの通信規格で、それまでのIPv4で懸念されていたIPアドレスの枯渇を解決するために作られました。
IPv6はIPアドレスの仕様が変更されており、IPv4と比べてはるかに膨大な数のIPアドレスを扱えます。
>> IPv6とは何かを詳しく見る
ドコモ光でIPv6を使うにはどうすればよい?
ドコモ光でIPv6を使うには、契約しているドコモ光のプロバイダにIPv6の使用を申し込みます。
IPv6はすべてのプロバイダで利用できますが、一部のプロバイダは、IPv6とIPv4をIPoE方式で使える「IPoE IPv4 over IPv6通信」に対応していません。
他の方式の場合はネット閲覧時の快適性に劣るため、注意してください。
>> ドコモ光でIPv6を使う方法を詳しく見る
IPv6に接続できているか確認する方法は?
現在の接続がIPv6か確認したい場合は、スマホやPCのネットワーク設定を開き、接続しているIPアドレスを確認します。
IPアドレスが「123.456.123.456」のようなIPv4のものでなく「1234:5678:90AB:CDEF:1234:5678:90AB:CDEF」といったIPv6の形式になっていれば、IPv6に接続できています。

ドコモ光のIPv6の利用方法まとめ

最後にドコモ光のIPv6の使い方のおさらいです。

  • IPv6は新しい通信方式のIPoEにより混雑時も速度が遅くなりにくい
  • IPv6はドコモ光のプロバイダに申し込めば利用可能
  • GMOとくとくBBはIPv6対応が標準装備で対応ルーターも無料でレンタルしている

IPv6は次世代の通信技術で、今後IPv4からIPv6へと置き換わっていくことは間違いありません。

今新たに契約するなら、IPv6に対応している光回線を申し込むべきでしょう。

もちろん、ドコモ光はIPv6に標準対応しています。

GMOとくとくBBならIPv6(V6プラス)対応ルーターの無料レンタルもしていますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。