【PR】記事内に広告を含む場合があります
「ドコモ光で固定IPを使う方法は?」
「固定IPって何?」
「IPアドレスを固定するメリットは?」
ドコモ光は、インターネット接続するたびに異なるIPアドレスが割り振られるので、毎回同じIPアドレスになる保証がありません。
サーバーの構築やシステムの開発など、セキュリティを高めるために、特定のIPアドレスからの接続を許可する「固定IP」を使うには、設定が必要です。
ドコモ光でIPアドレスを固定することは簡単にできます。
いくつかやり方を紹介しますが、どれも月額1,000円前後で使えるようになりますよ。
本記事では、ドコモ光でIPアドレスを固定する方法を解説します。
そもそも固定IPとは何なのか、IPアドレスを固定することによるメリットやデメリットも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ドコモ光をこれから申し込む人は
固定IPとは
固定IPとは、インターネットの住所であるIPアドレスが固定化されたものです。
通常IPアドレスは、パソコンやルーターが再起動されるたびに、変わることが多いので動的IPと呼ばれます。
一方で、IPアドレスを同じものにすることを固定IPと呼ばれます。
IPアドレスを固定すると、いつ接続しても「123.456.123.1」という文字列は同じになります。
IPアドレスは、どこから誰が接続しているか、識別できます。
つまり毎回おなじIPアドレスであれば、そのインターネット接続が安心できるアクセスと判別することにも活用されています。
固定IPと動的IPの違い
固定IPと動的IPの違いは、IPアドレスが変わるか変わらないかです。
動的IPは接続のタイミングなどでIPが変わります。
- パソコンやスマホを再起動したタイミング
- ルーターやONUを再起動したタイミング
- プロバイダへの接続環境が変わったタイミング
インターネット回線は一般的に動的IPが採用されており、通常ネットに接続する場合は、動的IPで接続しています。
IPアドレス | 固定IP | 動的IP |
---|---|---|
違い | IPアドレスが 変わらない | IPアドレスが 変わる |
利用者 | 企業 | 一般家庭 |
用途 | サーバー運営 開発環境構築 | – |
セキュリティを強化するなら、固定IPアドレスのインターネット接続をのみを許可することが多いです。
固定IPを使うメリットとデメリット
メリット
- 特定のアクセスだけ接続を許可できる
- セキュリティを強化できる
- サーバ環境を安全に構築できる
デメリット
- 費用がかかる
- 悪意を持った人に狙われる可能性がある
固定IPにはメリットとデメリットがあります。
固定IPのメリット
固定IPのメリットは、IPアドレスを固定できることです。
- 特定のアクセスだけ接続を許可できる
- セキュリティを強化できる
- サーバ環境を安全に構築できる
固定IPは「このアクセスは誰か」が分かるため、特定のIPアドレス以外を遮断してセキュリティを高められます。
また反対に、特定のIPアドレスからのアクセスに権限を与えることで、社外から社内サーバーへのアクセスも許可できます。
「このIPを使っているのは◯◯しかいない」という状況を前提にして、アクセス権限を付与します。
固定IPのデメリット
固定IPのデメリットは、あえていえば少しだけ追加費用がかかること、悪意を持った人に狙われるリスクがあることぐらいです。
- 費用がかかる
- 悪意を持った人に狙われる可能性がある
固定IPは、ネット上の住所が固定されているということなので、悪意を持った何者かに狙われやすいリスクがあります。
サーバーを運用している場合は必須の固定IPですが、ネット上の住所が固定されているということは、悪意を持った何者かに狙われやすい側面を持ちます。個人でネット利用をする場合は、むしろ変動IPの方が狙われにくいので安全度が高いと言えます。
IPアドレスのセキュリティ|Norton
悪意を持った何者かに狙われても大丈夫なように、サーバーの接続情報(IDやパスワード)は厳重にするなどのセキュリティ対策は、しっかりしましょう。
固定IPを使う人とは
固定IPを使う機会が多いのは、開発環境にアクセスするデザイナーやエンジニアです。
一般的に、企業の開発環境というのはセキュリティを強化していて、誰でもアクセスできないように、特定のIPアドレスだけをアクセスできるようにしています。
テレワークで社内の開発環境にアクセスするためには、固定されたIPアドレスで接続するように指示されることが多いので、ご自身で固定IPアドレスを用意しなければなりません。
IPアドレスが変わってしまったら、開発環境にアクセスできなくなるため、IPアドレスを固定できるようにしましょう。
ドコモ光で固定IPを使う方法
ドコモ光で固定IPを使う場合は、固定IPをオプションサービスに申し込む必要があります。
ドコモ光は標準機能として固定IPに対応していないため、プロバイダへの申し込みは必須です。
おすすめは次の3プロバイダです。
このなかでも、ドコモ光をGMOとくとくBBで契約しているなら、GMOのオプションが手間がかからず一番おすすめです。
それぞれの契約方法を解説します。
GMOとくとくBBでオプション契約する
GMOとくとくBB | |
---|---|
月額料金 | 1,210円 |
初期費用 | 無料 |
IP個数 | 1個 |
ドコモ光をGMOとくとくBBで契約している場合、有料オプションで固定IPを利用できます。
料金は月額1,210円で、最短3分で利用を始められるのがメリットです。
また料金は個数によって上がりますが、最大で64個の固定IPの申し込みも可能です。
GMOとくとくBBはキャッシュバック金額も大きく、プロバイダの契約料金としてもかなり安いです。
年間のランニングコストで見ても、固定IPの使えるプロバイダとしてイチオシです!
おすすめ固定IP
インターリンクで固定IP契約をする
インターリンクはインターネットプロバイダのひとつです。
インターリンクの個人向け固定IPサービスには、プロバイダ機能に固定IP機能を含めた「ZOOT NEXT」と、VPNを使って固定IPを提供する「マイIP」の2種類があります。
ZOOT NEXTはプロバイダ機能も持つため、ドコモ光でプロバイダ契約を行わない「単独プラン」で利用するか、プロバイダ付きの「プランA・B」の2つ目のプロバイダとして契約します。
- 単独プラン:ZOOT NEXTをプロバイダとして利用
- プランA・B:2つ目のプロバイダとして利用(2セッション)
一方のマイIPは固定IPのみを利用するオプションで、現在使用しているドコモ光環境を大きく変える必要はありません。
どちらも最大2ヵ月間の無料お試しが可能なので、気になる方はぜひ申し込んでみましょう!
グローカルネットで固定IP契約をする
かんたん固定IP | |
---|---|
月額料金 | 1,089円 |
初期費用 | 無料 |
IP個数 | 1個 |
無料期間 | 毎月1日のお申込みの場合初月無料 月末申込でも14日間無料おためし期間 |
グローカルネットも固定IPを提供しているプロバイダです。
グローカルネットもVPNを使った固定IPを提供しており、プラン「かんたん固定IP」では月額1,089円で固定IPを1つ利用できます。
また無料期間は、毎月1日のお申込みの場合初月無料で、月末申込でも14日間無料おためし期間があるので、安心して契約できます。
なお、かんたん固定IPは契約者全員が共通の固定IPを使います。
自分専用の固定IPが必要な場合は「せんぞく固定IP」への契約が必要です。
ドコモ光の固定IPによくある質問
ドコモ光の固定IPによくある質問と回答を紹介します。
- 固定IPとは何?
- 固定IPとは、IPアドレスを固定することです。
通常はIPアドレスのしくみにより、IPアドレスが変わってしますのですが、セキュリティの観点からIPアドレスが変わらないようにできます。
>> 固定IPについて詳しく見る
- ドコモで固定IPを使う方法は?
- ドコモ光で固定IPを使う方法には以下がおすすめです。
・GMOとくとくBBでオプション契約する
・インターリンクのマイIPを契約する
・グローカルネットのかんたんIPアドレスを契約をする
いずれも有料の契約で月額1,000円程度かかります。
>> ドコモで固定IPを使う方法を詳しく見る
- 固定IPで何ができる?
- 固定IPアドレスにするとそのIPアドレス以外のアクセスを制限できるため、セキュリティが向上します。
具体的な用途は、サーバー構築や開発環境へのアクセスです。
まとめ
最後にドコモ光で固定IPを利用する方法のおさらいです。
- ドコモ光で固定IPを使う場合はGMOの有料オプションがおすすめ
- 他社の固定IPサービスでも可能
固定IPは、開発環境にアクセスするといったセキュリティが求められる仕事であれば必要になります。
一般的なインターネット接続であれば、固定IPは必要ありません。
もしあなたがフリーランスで、契約先からリモートアクセスのために固定IPアドレスを求められたら、今回紹介した方法を試してみてください。
- GMOとくとくBBの固定IP
- インターリンクのマイIP
- インターリンクのZOOT NEXT
- グローカルネットのかんたんIPサービス
最後までお読みいただきありがとうございました。