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「ソフトバンクエアーのエリアはせまい？」
「5Gエリアってどれぐらい？」
ソフトバンクのホームルーター（SoftBank Air）は、AXGPというPHSで利用していた通信規格を改良した周波数帯を利用しているので、エリアの確認方法についてはちょっとテクニックが必要です。
ソフトバンクエアーのエリア確認方法は、AXGPのエリアをチェックしましょう。
AXGPについても解説します。
またSoftBank Airは、5Gエリアはまだ一部だし、そもそも5G通信が利用できるのはAirターミナル5のみです。
本記事では、ソフトバンクエアーのエリア確認方法をくわしく解説します。
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ソフトバンクエアーの提供エリアを確認する方法
SoftBank Airは、AXGPという通信規格をメインで利用しています。
AXGPは、PHS会社のウィルコムが、他の携帯電話よりも高速なデータ通信可能な次世代通信規格として開発しましたが、ウィルコムの経営破綻に伴い2010年12月にソフトバンクが買収。ソフトバンク傘下の電気通信会社Wireless City PlanningへAXGPの通信技術が継承されました。
AXGPは、XGPというPHSで利用していた通信規格を改良したもので、3G通信を高速化したLTE規格と互換性があるので、俗に3.9Gとも言われます。
| 端末 | Airターミナル5 | Airターミナル4 NEXT |
|---|---|---|
| イメージ |  |  |
| サイズ | 約225×103×103mm | 約225×103×103mm |
| 重さ | 本体：約1,086g アダプタ：約232g | 本体：約710g アダプタ：約197g |
| 通信方式 | n77（3.7GHz,3.4GHz） AXGP（2.5GHz） TDD-LTE（3.5GHz） FDD-LTE（2.1GHz） | AXGP（2.5GHz） TDD-LTE（3.5GHz） FDD-LTE（2.1GHz） |
| 通信速度 | 下り最大2.1Gbps （5Gエリア：2.1Gbps） （4Gエリア：838Mbps） | 下り最大612Mbps |
| Wi-Fi規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 同時接続台数 | 128台 | 128台 |
SoftBank Airは「AXGPという電波」と「それ以外のソフトバンクの電波」を「ソフトバンク5Gの電波」を利用します。
くわしく確認するなら、以下3つのマップでチェックしましょう。
| 電波種類 | Webページ |
|---|---|
| AXGP | AXGPのマップ Wireless City Planning提供 |
| TDD-LTE FDD-LTE | ソフトバンクのエリア SoftBank提供 |
| n77 | ソフトバンク5Gエリア SoftBank提供 |
余談ですが、かなり前の機種「Airターミナル」と「Airターミナル2」は、AXGPのみを利用しています。
そのあとの後継機になる「Airターミナル3」「Airターミナル4」が、AXGP・TDD-LTE・FDD-LTEを基地局との距離などで使い分けて利用しています。
- まずは AXGP（Wireless City Planning提供）マップを確認する
- 次に TDD-LTE・FDD-LTE（SoftBank提供）エリアを確認する
- 最新の Airターミナル5 を利用するならn77の5G対応エリアを確認する
それぞれ確認する方法を紹介します。
AXGPのエリア確認方法
AXGPのマップページ
https://www.wirelesscity.jp/area/
Wireless City Planning提供のAXGPのマップにアクセスします。
AXGPのマップはスマホ対応していないので、スマホだと見にくい。
スマホでも確認できるけど、パソコンの方が確認しやすいです！
AXGPのマップを拡大すると、赤く色づけされていればエリア内だということが分かります。
逆に赤く色づけされていないところは、エリア外です。
ソフトバンクのエリア確認方法
ソフトバンクエアーのエリアページ
ソフトバンク5Gのエリア確認方法
Airターミナル5の5G提供エリアページ
https://www.softbank.jp/internet/air/terminal5-5g/area-list/
SoftBank提供のAirターミナル5の5G提供エリアページにアクセスします。
5G通信の提供予定があれば、いつごろ提供予定なのかも表示されています。
ソフトバンクエアーのエリアと注意点
SoftBank Airの提供エリアでも、以下に注意してください。
- 5G通信ができるのはAirターミナル5のみ
- 提供エリア内でも繋がらないことがある
くわしく解説します。
5G通信ができるのはAirターミナル5のみ
SoftBank Airで5G通信ができるのは、Airターミナル5という最新端末のみです。
5Gエリア内でも、Airターミナル4NEXTなどの旧端末だと、5G通信はできません。
| 端末名 | 端末画像 | 5G通信 n77 | 4G通信 AXGP | 4G通信 TDD-LTE | LTE通信 FDD-LTE |
|---|---|---|---|---|---|
| Airターミナル5 |  | ||||
| Airターミナル4 NEXT |  | ||||
| Airターミナル4 |  | ||||
| Airターミナル3 |  | ||||
| Airターミナル2 |  | ||||
| Airターミナル1 |  |
SoftBank Airの通信速度は、端末によってかわります
提供エリア内でも繋がらないことがある
ソフトバンクエアーは、提供エリア内でも繋がらないことがあります。
- 原因①：ソフトバンクの電波を受信しにくい状態にある
- 原因②：利用規約に違反している
- 原因③：混雑しやすい時間帯に利用している
- 原因④：通信障害が発生している
- 原因⑤：ソフトバンクエアーが故障している
繋がらなかった場合は、一度電源を抜いて、再度コンセントに挿してみてください。
本体を起動すれば別の通信をつかみます。
エリア内でも繋がらなかった時の対策
窓際に端末を置くようにする
SoftBank Airは、近くの基地局から電波を受信する通信方式のため、建物の奥まった場所に本体を置くより、窓際に置いた方が通信環境が良くなります。
エリア内のはずなのに、通信が安定しない場合は、端末を窓際において様子を見てください。
初期契約解除制度で解約しよう
端末が届いてから8日以内に契約をキャンセルすることを「初期契約解除」といいます。
初期契約解除制度とは、契約書面の受領日（一部例外的な場合あり）を初日とした8日が経過するまでの間は、契約先である電気通信事業者の合意なく、消費者の申し出により電気通信サービスを契約解除できる制度です。
契約して8日以内なら、解約違約金なし＆端末本体代金の支払い義務なしで解約できます。
ただし事務手数料（3,300円）と、返送にかかる郵送代（約1,000円）はかかります。
初期契約解除制度は法律で守られています。
ただしサービス提供開始日または契約書面受領日のいずれか遅い方から8日以内です！
端末が届いたら、すぐに通信チェックすることが大事ですね。
ソフトバンクエアーのエリアによくある質問
ソフトバンクエアー（SoftBank Air）のエリアによくある質問を紹介します。
- SoftBank Airの提供エリアは？
- 以下でチェックできます。
・まずは AXGPマップ（Wireless City Planning提供）マップを確認する
・次にソフトバンクエアーのエリアページを確認する
・最新の Airターミナル5 を利用するな5G対応エリアを確認する
>> ソフトバンクエアーのエリア確認方法をみる
- SoftBank Airの提供エリア内でも繋がらないことはある？
- 提供エリア内でも周辺環境によっては電波が届かないことがあります。提供エリア内で繋がらなかった時は窓際に端末本体を置いてみて通信環境を改善してみてください。それでもダメなら初期契約解除制度で解約しましょう。
>> 繋がらなかった時の対策をみる
ソフトバンクエアーのエリアまとめ
さいごにもう一度、ソフトバンクエアーのエリア確認方法についておさらいしましょう。
- まずは AXGPマップ（Wireless City Planning提供）マップを確認する
- 次にソフトバンクエアーのエリアページを確認する
- 最新の Airターミナル5 を利用するな5G対応エリアを確認する
SoftBank Airのエリアを確認するなら、AXGPエリアを確認しましょう。
また5G通信は、Airターミナル5のみが対応しています。
旧機種だと5Gエリア内でも、5G通信は利用できません。
ソフトバンクエアーを契約するなら、最新機種のAirターミナル5でないともったいないですよ！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
