光回線は1階と2階どっちがいい？ベストな導入場所と快適にネットを使う方法

「引き込み先はどの階がおすすめ？」

初めて戸建てを購入された中には光回線の引き込み先がわからず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

場所によって通信速度が変わる場合があるため、導入先は生活環境や用途に合わせて決めるのが重要です。

本記事では戸建てに合う引き込み場所や工事の注意点、おすすめの光回線をわかりやく解説します。

最後まで読めば戸建にお住まいの方は、リビングや各部屋で快適にインターネットが使えますよ。

2024年5月4日 【2024年5月】戸建てにおすすめの光回線！ネット回線の選び方と注意点を解説

戸建てにおける光回線の工事内容

戸建の光回線は、下記の4ステップで開通工事をします。

戸建ては「光ファイバーケーブルの引き込み」や「光コンセント」の設置工事が必要です。

戸建ての2階に光回線の工事はできるのか

戸建の2階にも開通工事はできます。

電柱と建物が離れていなければ工事は可能です。

光回線の工事は電柱から光ファイバーケーブルを配線用の配管を使って建物内に引き込みます。

光コンセントや接続機器も2階に設置するため、引き込み先はメインで使う部屋がおすすめです。

3階にも引き込めるのか

3階にも光回線の引き込み工事は可能です。

光ファイバーケーブルが建物内に引きこみができれば工事はできます。

例えば3階への開通工事は電柱から光ファイバーケーブルを建物内に通します。

けんた

2階に引き込みして建物内から3階にケーブルを通すケースもあるよ！

3階の戸建てにお住まいの方は、安心して光回線の導入をしてください。

戸建ての2階に光回線を引き込むケース

2階に引き込むケースは、3つあります。

光回線の引き込みは、インターネットを利用する環境に合わせて決めます。

リビングが2階にある

2階のリビングでインターネットを使う方は、1階からの引き込みはやめておきましょう。

引き込み先から離れると通信速度が遅くなりやすいです。

例えばWi-Fiルーターは引き込み場所に設置するため、利用先と引き込み場所が離れると安定性が低下します。

光回線の引き込みは、生活環境に合う場所に選ぶのがおすすめです。

パソコンをよく使う部屋が2階にある

パソコンを2階の部屋で使う方は、2階から配線の引き込みをしましょう。

通信速度が遅くなりにくいので、よく使う場所を引き込み先にするのが良いです。

Wi-Fiを使う方はルーターを設置する引き込み先とパソコンが近いので、通信速度が遅くなりにくいです。

ゆかり

有線で使う場合は、LANケーブルが短く済むので快適だよ！

光回線の導入場所は、インターネットを使う環境に合わせて決めるのがおすすめです。

回線を通せる配管が2階にある

光ファイバーケーブルを通す配管が2階にある場合があります。

電柱から建物に配線を引き込むため、配管は2階にあることが多いです。

例えば回線用の配管は、電柱から光ファイバーケーブルを通して宅内に引き込むために使います。

たかし

配管を使わないと、壁に穴をあける場合があるよ！

配管が2階にある戸建ては、建物内がケーブルでつながっている場合があるので、家の配線状況を確認しましょう。

戸建ての2階に光回線を引き込む際の注意点

戸建の2階を工事する際は3つに注意しましょう。

建物の壁にキズが付くことがあるため、光回線を導入する方は参考にしてください。

穴あけが必要な場合がある

2階への引き込み工事は、場合によって建物への穴あけが発生します。

配管が使えなかったりケーブルを養生するために穴あけ作業が必要です。

特に下記のケースで壁の穴あけが生じます。

穴あけ工事は建物で状況が違うので、工事当日に担当業者に確認しましょう。

安全が確保できない場合は工事不可の可能性がある

建物の周辺状況や悪天候で工事ができないことがあります。

高所で作業するため、危険な状況では開通工事ができません。

高所作業車で開通工事をするため、工事は安全が確保できないとできません。

あとから光コンセントの位置を変更するには再工事や費用が必要

光回線の開通後に光コンセントを変える場合は、追加の工事や費用がかかります。

一度設置した光コンセントは、配線の延長や付け替え工事をしないと移設できません。

例えば2階から1階に光コンセントを移す際は、下記の費用がかかります。

光コンセントの移設は工事費が高額になるため、あとで解説するおすすめの設置場所を参考にしてください。

光回線を引き込むのに1階と2階のどちらがベストか

光回線を引き込むのにベストな場所は、インターネットの用途や建物の構造で変わります。

モデムやルーターは、生活環境や用途に合う場所に設置するのが重要です。

引き込みの最適な場所は、下記のポイントで選びます。

どの階でも配線ができる建物であれば、直接機器を光コンセントにつなぎやすい1階がベストな引き込み先になる場合が多いです。

1階と2階の両方に光回線を引き込むことはできない

光回線は1つの契約につきに1ヵ所しか引き込みできません。

引き込み工事で設置される光コンセントが、基本的に増設できないからです。

例えば2階に光コンセントを設置した場合は、1階には設置できません。

設置場所を悩む方は、接続機器の追加で解決することがあるので、こちらも参考にしてください。

1階から2階にLANケーブルをつなぐ方法

2階と1階をつなぐには、壁の内部に埋め込まれたLANケーブルで接続する方法があります。

新築や注文住宅はケーブルを壁の内部に埋め込みしやすく、各階をLANケーブルで配線しやすいです。

例えば新築の戸建ては2階と1階をLANケーブルでつなげられるので、ケーブルの差し込み口が各部屋に設置されるケースがあります。

こうじ

壁に埋め込まれた配線がなくても自分でLANケーブルを配線できるよ！

LANケーブルの差し込み口が1階にある戸建ては、すでに2階とケーブルでつながっています。

光回線を引き込むのにおすすめの場所

光回線の引きこみ先は、下記の4つがおすすめです。

それぞれのおすすめポイントを解説します。

電話の近く

ひかり電話を一緒に契約する方は、電話の近くがおすすめです。

電話機の近くに機器を設置するため、引き込みは電話の近くが便利です。

例えば光コンセントは電話の横に設置し、インターネットの接続機器も合わせて置きます。

インターネットとひかり電話の両方を使う方は、電話の近くを選びましょう。

パソコンをメインで使う部屋

おすすめの引き込み場所は、パソコンをメインで使う部屋です。

インターネットをよく使う部屋のほうが、無線の通信速度が低下しにくいです。

光コンセントにつなぐWi-Fiルーターとパソコンが近いので、無線の電波が届きやすくなります。

快適にインターネットを使いたい方は、メインで使う部屋を引き込み場所に選びましょう。

エアコンの近く

エアコンの近くもおすすめの設置場所です。

光ファイバーケーブルを建物内に引き込む際に、エアコン配管を使う場合があります。

例えば2階に回線用の配管がない場合、エアコン配管を使って光ファイバーケーブルを引き込みをします。

屋外から宅内に配線を通す入り口がない場合は、引き込み場所をエアコン近くにしましょう。

クローゼットのある部屋

部屋をすっきり片付けたい方は、クローゼットがある部屋もおすすめです。

光コンセントや接続機器を収納できるメリットがあります。

クローゼットのある部屋を選ぶ場合、下記の機器が隠せます。

部屋のインテリアにこだわる方は、引き込み先をクローゼットがある部屋にしましょう。

1階と2階のどちらも快適にネットを使う方法

戸建ての2階にWi-Fiルーターを設置して、下記をセットで使うのがおすすめです。

家の中で快適にインターネットが使いたい方は、接続機器の組み合わせを検討しましょう。

中継器を活用する

通信速度にこだわる方は、Wi-Fiの電波を中継する「中継機」を活用しましょう。

2階にルーターを設置した場合は、障害物の影響で1階の電波が弱くなることがあります。

中継機の使い方はWi-Fiルーターを2階に設置し、インターネットをよく使う1階の部屋に中継機を置きます。

1階でも快適なインターネットが使いたい方は、中継機を活用するのがおすすめです。

メッシュWi-Fiを活用する

家の各部屋で快適にインターネットを使うには、「メッシュWi-Fi」もおすすめです。

メッシュWi-Fiは他のWi-Fi機器とネットワークを作るので、広い範囲で無線通信が使えます。

使い方は親機のWi-Fiルーターを2階に設置して、メッシュWi-Fi対応の子機を1階に設置します。

自宅の通信速度にこだわる方は、メッシュWi-Fiを上手に活用しましょう。

Wi-Fiを設置するのにNGな場所

Wi-Fiの設置場所は、下記の4つを避けましょう。

Wi-Fiは不安定になりやすいので設置場所はとても重要です。

水回りの近く

水回りの近くはWi-Fiが弱くなるため、設置場所には向いていません。

水が電波を吸収するので、通信速度が遅くなる場合があります。

キッチンや水槽、生花をいけた花瓶などの近くは設置には向いていません。

Wi-Fiの設置場所は、水回りを避けましょう。

同じ周波数の電波が出る機器の近く

Wi-Fiルーターは同じ周波数を出す機器から離して置くのがおすすめです。

周波数が近いと電波が干渉することがあるため、Wi-Fiがつながらない場合があります。

Wi-Fiの周波数と同じ2.4GHzを使う電化製品は、電子レンジやドライヤー、Bluetooth機器などがあります。

光回線を快適に使うためには、同じ周波数の機器から離してWi-Fiを設置しましょう。

本棚

本棚はWi-Fiの置き場所でおすすめできません。

本棚の壁や本が電波を遮る場合があります。

Wi-Fiは上下左右に広がるため、周囲を囲われると受信する電波が弱くなります。

広い範囲でWi-Fiを使いたい方は、囲われた場所を避けましょう。

低い位置

低い位置に設置すると、Wi-Fiが安定しない場合があります。

人や家具などの障害物に遮られて電波が弱くなります。

床には直接置かず、少し高い位置が良い場所です。

Wi-Fiを安定させるには、床から離れた場所に置きましょう。

Wi-Fiルーターはできるだけ家の中心がおすすめ

Wi-Fiの電波を広く受信するためには、家の中心に置くのがおすすめです。

ルーターの電波は360度に広がるので、設置場所は重要です。

例えばWi-Fiルーターを家の中心に置くと、家全体に電波が広がります。

無線通信を使う方は、Wi-Fiルーターの設置場所にも注意が必要です。

これから光回線の導入を検討している人におすすめ光回線

光回線をこれから導入する方には、下記の3つがおすすめです。

それぞれのおすすめ点を詳しく解説します。

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戸建ての引き込み先によくある質問

戸建てにおける光回線の引き込み先に関してよくある質問と回答を紹介します。

まとめ

戸建てのベストな引き込み場所や工事の注意点、おすすめの光回線を解説しました。

光回線を戸建てに導入する際は、ケーブルの引き込み先や光コンセントの場所をあらかじめ決める必要があります。

引き込み先や光コンセントは、パソコンやスマホをよく使う部屋や工事がしやすい場所を選ぶのがおすすめです。

また引き込み先から離れた部屋は、追加の接続機器や設置場所を工夫すれば快適にインターネットが使えます。

工事後に引き込み場所を変えると追加の費用や工事が発生するので、導入するときは本記事を参考にして頂けると幸いです。

まだ光回線を決めてない方は、次のサービスがおすすめなので検討してみてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。